娘TYPE 2013-10
娘TYPE_2013-10
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Q1 劇場版まどか☆マギカの製作はいつごろから開始されていたのか?
虛淵氏 TVシリーズが開始した2011年1月にはすでにホン読みを始めていた。當初はTVでやるか劇場でやるかを検討していた。
Q2 それぞれの魔法少女の見所を教えてください
虛淵氏 まどか:後から一番セリフの追加が多かったキャラクター ほむら:物語の中で立ち位置や考え方がどんどん変わっていくキャラクター マミ:TVでは魔女に破れてしまったが、絕好調時ならどんな相手にも勝てる実力を持ってる。 さやか:聲優の喜多村さんが頑張っていた 杏子:性格はTVシリーズと変わっていないと思う。
新房氏 マミさんはおもしろいキャラクターになった。 どんな事態が起きても「マミさんならしょうがない」という感じになる(笑) 5人の魔法少女が今までにないキャラクターに成長している。
虛淵氏 今回は演出の方々がとても楽しそうに絵コンテを描いてるのが伝わってくる。 ほむらに対する演出の指示が「ほむら ほむっとなる」と書いてあったり、マミさんの戦闘シーンのアイデアがふくらませてあったり、キャラクターへの愛を感じる。
Q3
仁美や上條なども登場するのか?
虛淵氏 登場する。物語はTVシリーズの続きとなっている。
Q4
絵コンテを見た感想は?
虛淵氏:シャフトの演出力には安心感と信頼感を持っているので、腳本をやったらあとはその先のことは現場にお任せした。
絕対にすごくなることは間違いない。
新房氏 腳本そのものは1時間半くらいのボリューム。 それを映像で30分くらい膨らませている。
虛淵氏 これほどの絵コンテは二度と見ることはないと思う。 今回は劇団犬カレーさんのビジュアルが多くなった。 すさまじい絵になりそう。
Q5 新たな魔法少女は登場するのか?
虛淵氏:5人の魔法少女でネタを出し盡くしたので、 6人目を考えるのは難しい。戦隊モノと一緒で、どうしても6人目は特別なイメージになってしまう。
Q6
娘タイプ読者が期待するようなシーン(お色気)はあるか?(笑)
新房氏 殘念ながら一切排除してある!(笑) 去年の劇場版〔全編/後編]では、幅広い層に楽しんでもらうため、裸のシーンを禁じ手にした。
虛淵氏 マミさんの出番はサービスを意識して腳本を書いた!
Q7
TVシリーズで一度大円団を迎えた上で、[新編]の結末はどのようなものになるのか?
虛淵氏 TVシリーズの時はきれいに終えて「続編はあるまい」と思って腳本を書いた。今回の[新編]はそれとは逆の終わり方になる。どんな形にも広がりうる。
新房氏 見る人によって結末の捉え方が異なる作品になるといいなと思っている。観客がまどかと同じ考えを導きだす必要なはいく、數學よりも國語的な終わり方で、どんな答えだとしても、ひとつの答えになりうる。
Q8
[新編]を見るにあたり、劇場版[全編/後編]を見ていた方がいいか。
虛淵氏 新編はTVシリーズありきの話になっている。
新房氏 [全編/後編]を見た上で[新編]を見た方が楽しめるが、 もちろん新編から見ても面白い作品になっている。[新編]から見た人は、これまでの作品を見てきた人とは結末の受け取り方が変わるかもしれない。